Masa-nのブログ

JADE、KLX125、ツーリング仕様のCA700乗りです。ツイッターもやってます。(@Masa_CA700) 写真の無断転載禁止。

北海道(道東→道北)キャンプツーリング その8(8/26)

この日は利尻島一周の日なので、7:00頃まったり起床。しかし、弱い雨がまだ降り続いていたので、濡れないように炊事場・トイレと往復する。今朝は、昨日セイコーマートで買っておいたうどん2玉と卵2個がメインである。

ゆっくり煮炊きをする。卵はゆで卵にせずに茹で途中のうどんにそのまま2個割って落と したが、こうするとスープを全部飲まないと卵を食べることが出来ない。これからはどんなときもゆで卵にしよう。朝飯を食べ終わる頃には雨は上がっていた。 濡れていたフライシートを木にかけて干す。テントの中の様子を見ると、一見濡れていないように見えるが、マットの下がビショビショであった。また、相変わ らずシュラフは湿っているのでこれらを外に出し、炊事場で干す。ゆっくり撤収作業をする。その間にマットが乾くかと期待していたが完全に乾かなかった。 10時頃、晴れ間も覗いてきたタイミングで、2泊した北麓野営場を出発。

 これで少しだが身軽になった。
本日は、サイクリングロードを主に活用して時計回りに島一周すると決めた。利尻富士温泉近くからサイクリングロードに入る。やや登りが続く。途中、立派な橋をいくつも渡る。サイクリングロードのためにこのような橋を架けるとは、なかなか行政も気合いを入れているのがわかる。

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姫沼付近まで到達したので、サイクリングロードから離れて姫沼に向かう。嵐の後であったので、若干風があり逆さ利尻富士とまではいかなかった。

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姫沼一周することもなく、サイクリングロードに戻る。またいくつか橋を越え、海沿いの終点に着く。

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ここからは鬼脇→仙法志→沓形と道道一周道路を走る。
オタトマリ沼まで辿り着いた。まずは沼浦展望台で撮影タイム。

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ここでは、先客としてアフリカツインのおじさんがいた。沼裏展望台から利尻山を臨んだ姿は、白い恋人のパッケージに使われているらしい。それはいいのだが、そのような文言が立派な看板となっていた。この看板は町が建てた物であり、景勝地が一気に俗っぽくなってしまいがっかりした気分となった。展望台を下り、オタトマリ沼のパーキングに入る。

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ココでは、立派な食堂とお土産物屋が隣接していた。2系統のお見せが並んでいたが、一方はテレビやサイトなどで紹介されたと自ら宣伝しまくっており、入る気にはなれなかったのでもう一方に入る。小さな3つほどの食堂が一緒になった佇まいで、バフンウニの寿司一貫を頼んだ(味噌汁付きで1000円!!!)。値段相応かはわからなかったが、うまかったのでとりあえず満足した。

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先に進むと、南浜湿原である。良い利尻山撮影スポットである。この時期はあまり見所はないのか、とりあえず一周したが雑草の中を突き進んだという感じであった。

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仙法志地区に入ると、典型的な漁村という雰囲気が漂ってきた。こういう雰囲気はなかなか好みである。御崎公園で撮影をし、進んでいく。

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沓形までの区間は、海すれすれの海沿いを走るルートである。途中、海岸にポツッと真っ赤な社が現れる。北のいつくしま弁天宮と呼ばれる物である。宮のなりたちは置いておいて、海岸にポツンとある社はなかなかよいものである。岩の形が人や動物などに見えるということで名所になっていたりしていた(寝熊の岩など)。

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15時頃、沓形岬公園キャンプ場に着く。この辺一帯は沓形溶岩で覆われている。まったりテントの設営をし、近くの利尻ホテルのに行き温泉に入りに行く。この温泉は、最近掘り当てたものらしく、炭酸水素イオンの濃度がとても高いらしい。黄土色に濁った温泉であった。利尻ホテルの正面口から入ってフロントに行くと、日帰り温泉の受付は奥の方だと言われる。そこまで館内を歩いて行くと受付があるのだが、そこで声をかけるとまず別の入り口で靴を脱いでスリッパに履き替えろというのでちょっとびっくりした。
お風呂に入った後は沓形の街で晩飯の調達を行う。昨晩と一昨日の晩の魚介を醤油で煮た料理がお手軽で美味しかったので今日も何か魚介をゲットしようと思い、食料品店を探してまわる。かめやというお店に小さいヒラメが4匹ほど入ったパックで売られていた。お値段300円ほどでお手軽であるが、パックから溢れんばかりの量であり、食べきれるか不安になりながら購入した。ビールや翌朝の飯の調達は、近くのセイコーマートですます。

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キャンプ場に戻るタイミングで、ちょうど日の入りであった。沓形岬の先まで行き、撮影をした。そのまますぐキャンプ場に戻り、自炊を開始する。この日は風があったので、炊事場でなんとか風を遮りながら火を使う。炊飯が終わり、ヒラメを煮始める。今日はパックの日本酒を買っておいたので、全量用いて煮ることにする。すると、すぐ隣でテントの設営をしていたおじさんに、初めて借りたテントなのでうまくたてられないと助けを求められた。そのようなテントで私が助けられるのかわからなかったが、よく見るとテントにポールを刺す向きが逆であった。逆に刺し直して設営をすることが出来た。

 醤油とショウガで煮たヒラメが完成した。少し煮すぎたか、煮崩れを起こしている。骨と身をワケながら、食べていく。なかなかイケる。ヒラメを食べ終わった後、残り汁で野菜とエノキを入れて茹で始める。火が通ったあたりで火を消し、食べ始めるとこれもまたイケる。この日は、かなり満腹になってしまった。

 今晩で、ようやく500mlのボンベを消費できたので荷物が軽くなる。
このキャンプ場はコインランドリーが併設されているので、炊飯と同時に今日来ていたジャージ類を洗濯していた。食後にテント内でまったりしていたタイミングで乾燥まで終わり、取り込んだ。

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せっかく良い天気なので、三脚を取り出して撮影する。

今回はインターバル撮影機能を使い、星空撮影をすることにする。

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なかなかうまく撮影できた。
この日も若干風が強く、また気温もかなり下がってきた。持ってきていたフリース(上)着て、23:00頃就寝。

 

本日の走行距離:54.0km

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