Masa-nのブログ

JADE、KLX125、ツーリング仕様のCA700乗りです。ツイッターもやってます。(@Masa_CA700) 写真の無断転載禁止。

北海道(道東→道北)キャンプツーリング その7(8/25)

今日は利尻山に登る日である。隣の大学生グループは3:30頃に起き始めてさっさと出発していったが、私は4:00に目覚ましをかけていたので、時間通り に起きる。今日の朝ご飯はダブルラーメンに薩摩揚げである。ダブルラーメンはもちろん一袋分完食。ごく普通のインスタントラーメンであった。

 

5:20頃、 北麓野営場を出発。

 

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(登山道の入り口にて。何の鳥だろう?)

3合目である甘露泉水のところまでは舗装されていて、すいすいである。飲み物は2Lの水+900mlのスポーツドリンクを持っているの で、そのままスルーする。

 

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(早くもLast Water Point)

 

 

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(ずっとこんな道である)

 

 

6合目までは、森の中の登山道をひたすら上がっていく。途中、先に出発していたグループをいくつかパスする。6合目を超えると、 ハイマツがおもな植生となるのだが、それでも背の高い木が立っており、景色の良い所をのぞくと森となっている箇所が多い。

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(碑がありますが、なんて書いてあるか読めません)

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今日は、天気が良いということもあり登山者は多い。日本人の若者、中年、老夫婦とさらに外国人と様々な人たちを見かけた。
避難小屋脇にあるベンチで小休止し、さらに登っていく。9合目まで到達すると、景色はかなり開け、植生も背の低いものばかりになった。

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しかし、ここから先は崩れている箇所が多く、あらかじめ船の中などで危険だと案内されていた箇所である。富士山の砂走のような区間を越え、スコリアフォールの露頭の間を抜けると、山頂はすぐそこである。

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(かなり崩れている)

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(立派な火砕堆積物。かなり火口が近いのだろう)

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9:20頃山頂に到着。タイムは4時間くらい。なかなか上出来である。山頂にある社は、崩壊寸前であった。山頂にいたレインスーツを着た若い方に私の写真を撮ってもらおうと頼む。すると、私が着ていた激坂ジャージに気づき、これが山岳賞ジャージのデザインを一部使っていることを指摘された。ここから、彼が埼玉から飛行機で稚内に来て、利尻→礼文と自転車で廻っているというお話をした。私の帰りの日付と同じであったため同じ飛行機かと思ったら、私は羽田直行便なのに対し彼は新千歳経由であることがわかり、すこし残念。これからの旅の無事を祈る。山頂でおにぎりを食べ、まったりした後10時頃下り始める。
ここで、改まって言うことがあるが、私は登山において下りが大の苦手である。そのため、今回は下り用にT字ストックを持ってきていた。ここぞとばかり装備し、使ってみる。しかし、今回の下りでも、山頂近辺ではツルッと滑ってこけたし、山麓付近まで下ってもバランスを崩してこけてしまった。

 13:00頃に北麓野営場に着いた。管理人のおばちゃんに下山の報告をする。早いらしい。隣の大学生グループは既に撤収済みであった。今回は携帯トイレを一個持っての登山であったが、結局使用することはなかった。
激しく眠かったので、赤コーラを一気飲みして、テントに戻り1時間ほど仮眠をする。仮眠後、米を水に浸した後、麓のお風呂に入りに行く。前日と引き続き、利尻富士温泉である。左足親指の皮がむけていた(特に痛くはない)。風呂後、着ていた服を早速洗濯する。今日は乾燥時間は30minとしてみた。待ち時間中は休憩室でまったりしていた。乾燥時間30minでは靴下は完全に乾かなかったが、ジャージ類は見事に乾いた。その後、鴛泊の街の食料品店で干しコマイとチューブショウガを買う。干されている割には、パック内で汁がだいぶ出ていた。また、セイコマで野菜とビールを買う。
坂道をできる限り汗だくにならないようにしながら駆け上がり、野営場に戻って自炊を始める。米は既に水に浸してあったので、すぐに炊飯をする。その後、コマイを水、醤油、ショウガで煮る。これがなかなか良い出来であった。なお、コマイが何の魚なのかしらずに買ったが、食べてみたら鱈に近い食感・味であった。


この野営場には野良猫が1匹住み着いている。端から見れば可愛いだけだが、自炊をする身としては、いつ食料が奪われるかビクビクしていた。
この野営場は利尻山登山のベースキャンプという性格もあることから、皆寝静まるのが早い。とは言ったものの、今夜は雨風が強い予報であるので、私以外に2人キャンパーがいるだけである。自転車をトイレの前の軒下に置かせてもらい、21時過ぎに就寝。

 

登山ルート:14.1km

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本日の自転車走行距離:9.1km

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