Masa-nのブログ

JADE、KLX125、ツーリング仕様のCA700乗りです。ツイッターもやってます。(@Masa_CA700) 写真の無断転載禁止。

BRM114千葉200km完走

 1/8(日)開催AJ千葉主催の200kmブルベ(BRM114千葉200kmフラワーライン)に参加してきた。先週の日本橋200kmに引き続き、二週連続のブルベである。実は、年始一発目に行われるAJ千葉のブルベ(フラワーライン)は3年前に完走していた。当日は冬の南関東の典型的な天気で、風は強いが晴天であった。しかし、前日に房総丘陵にて雪が降ったため、内陸部の県道が凍結していて酷い有様だった。凍結箇所は歩かざるを得なかった。果たして今回はどうであろうか…!?1/13(金)に天気予報を見ると、南房総で夕方雪マークが見られるが、当日は…。

 装備は、先週行われたBRM108日本橋200kmとほぼ同じであるが、今回は袖ケ浦駅まで輪行する予定だったので色々と面倒なフル泥除けは外して行くことにした。泥除けの着脱だけで10分位余分にかかるのである。また、輪行前提の行程なので、いつもの使い慣れたオーストリッチのMTB輪行袋(重い!1kg越え)を持って行った。寒波が押し寄せていることから、防寒着代わりに雨具を持参した。

 

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(実走ログ。205kmほどで10h14min)

 

 当日は、4:00に起きて朝食を貪った。袖ケ浦駅に6:30に着く総武線快速に乗り込んだ。車内で寝るつもりでいたが、妙に気持ちが高ぶって眠れず。定刻通り袖ケ浦駅に着くと、私と同じ目的であろう方々が多数降りていった。駅前で輪行解除。7:00頃に袖ヶ浦駅を再出発。

 

 出発地である袖ケ浦海浜公園着くと、既にたくさんの参加者が集まっていた。私もまずは受付。8:10スタートとなった。ほどなくしてブリーフィングスタート。

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以前のフラワーライン200kmブルベと微妙にコースが違うのは、総走行距離調整のためらしい。

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(いい天気だなー(棒))

 

8:10にスタート!

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(木更津市街にて。やはり最初は団子になりますね)

館山までは追い風基調だと思っていたのだが、なんだか正面から風を受けているような気がする。ただ、PC1までひたすらフラットなので特に問題なく進んでいく。青堀駅先の県道で左折するところで、新道と旧道がありGPSで再確認している内に他の参加者と抜きつ抜かれつという状況になった。

そして、PC1(37.0km地点)に9:50頃着。

 ウィダーインゼリーとおにぎりをサッと補給し、すぐに再出発した。

 ここから館山まで、千葉の内陸部の県道を走っていくことになる。2014年では凍結箇所多数な区間である。

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(ペロッここは2014年に俺がツルッと転倒した場所…!?)

完全ドラーイ。スイスイ進んでいくぞ。

さて、ここで3年前の凍結写真を発掘したので比較してみましょう。

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(2014年1月19日)

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(2017年1月14日)

 

いやー凍結していないって素晴らしいですな~。内陸部を走る頃には既に単独走に入っていた。凍結していない喜びをかみしめながら進んでいく。R128に入ると車が増えたが、渋滞して動かないレベルではなかった。だんだん向かい風を感じながら、11:55頃PC2(81.1km地点)着。

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ここではおにぎり2個をサラッとと食べて、すぐに出発。洲崎を回って通過チェックポイントへ。強めの西風が吹いていたので、進行方向が東になるにつれて追い風に変わっていく。30km/hほどで進んでいく。

 12:40頃、道の駅南房パラダイスでスタッフによる通過チェックを受けた。合わせて、コーラと苺の差し入れを頂いた。ありがたい。通過チェックポイントを出発使用とすると、雪がチラチラと舞い始めた。予報よりも早いが、ついにきたか…。

 千倉までは大した雪ではなかったので、雨具を着ずにそのまま進んでいったが、千倉を過ぎたあたりから強くなってきたので観念して雨具の上下を着込んだ。

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(これはひどい)

鴨川までの道のりで、一旦雪は上がったが、鴨川の直前でまた雪が降り始めた。そして、雪が止んできたところで14:50頃PC3(142.2km地点)着。

 とりあえず、雪は上がったようである。雨具の下を脱ぐ。ジャージの濡れは最低限ですんだようだ。ウィダーインゼリーとおにぎりで補給し、今回のブルベのメインディッシュである清澄養老ラインを清澄寺方面へ登っていく。

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(進行方向は晴れ)

 

r81に入って登りにさしかかると、すぐに斜度8%の表示が。そしてGPSによる斜度を見ると10%越えもちらほら見られる。疲労のためか速度が上がらず、後続の方に早速抜かれた。この登り区間は雨具(上)を着ていたのだが、さすがに暑くなってきた。フロントジッパーを大きく開けて対処。清澄寺への分岐地点を越え、集落を通り過ぎるとこの県道の最高標高地点である。下りに入る前にしっかりジッパーをしめた。実は、この区間で凍結の心配を少ししていたのだが、杞憂であった。そのまま下っていき、最酷区間を難なく通過し、R465へ合流、亀山方面へ。冷えのせいか疲れが顕著に見え始めていた。R410へ右折、久留里方面へ。若干のアップダウンは存在するが、登りでは容赦なくギアを落として対処。

 途中のコンビニで補給休憩(183km地点)。あと少しなのでレッドブルでドーピング。ヘルメットにヘッドライトを装備し、夜間走行に備えた。実は、密かに10時間切りを目標としていたのだが、あと23kmほどで残り50分なのでここでその目標達成を断念(補給しないと走れん!)。残りの区間はずっと単独であったが、寒さと闘いながらなんとか走りきり、ゴール!18:24着でタイムは10時間14分であった。

 ゴールでスタッフの方にぜんざいをいただいた。寒い中走ってきた体に染みる~~~。合わせて、コーラや漬け物といったものもいただいた。これまた非常にありがたい。今回のブルベの企画をはじめ、各PCや通過チェックポイントにスタッフの方が待機して下さっていたり、ゴール後の差し入れなど、非常にお世話になった。感謝に尽きる。

 

 家に帰ってフロントバッグの中を見てみると、そこから浸水していた。泥除けをしていなかったせいであろう。これからは横着せずにフル泥除けを着けていこう(反省)

 

BRM108日本橋200km完走

 1/8(日)開催のAR日本橋主催200kmブルベに参加してきた。芝公園発で箱根で折り返して帰ってくるルートである(箱根駅伝のルートを模している)。新年初ブルベだということ、発着地が家から比較的近いこと、都心発着ブルベは今まで参加したことがなかったこともあり、AR日本橋のブルベの参加を決めた。関東の冬ブルベなので穏やかな(風はあるかもしれない)ブルベを想定していたのだが、開催1週間ぐらい前から天気予報がどうも雨を知らせており、開催直前の予報まで雨から変わることはなかった。冬の雨ブルベは経験なかったが、何事も経験だと思い出走を決意。箱根での路面凍結の危険から、直前に箱根を回避し小田原からR135を進み伊豆山で折り返すルートに変更になった。

 

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(実走ログ)

 

 装備としては昨年のBRM917千葉600kmの時とほぼ変わりはない。でかいフロント・サドルバッグにフル泥除けという重装備である。強いて上げるならば、リアタイヤを交換してある(パナのRACE D EVO3 700_25c)。衣類は、速乾インナー(モンベルのジオラインMW)に冬用のジャケット・レーパン、レインウェア(モンベルのレインダンサー上下)を持って行った。手袋はモンベルのoutdry サイクルグローブに速乾のインナーを着用、足はシマノSPDシューズにパールイズミの5℃対応シューズカバー、雨天時用にモンベルのサイクル レインシューズカバーを持っていった。冬は雨に濡れると致命傷になりかねないので要注意である。

 雨の中6時間ほど走った結果としては、胴と脚はレインウェアにより雨に濡れることはほぼなかった(多少汗で濡れた)が、手足は浸水により濡れることになった。手はoutdry サイクルグローブの手のひら部(合成皮革)から徐々に浸水し、中がびしょびしょに。足はクリートの穴を水道管などの簡易補修用の防水テープで塞いでいたが、どうもそれ以外の箇所から浸水したようだ。レインシューズカバーのつま先部分が小さくて収まりが悪く、ペロリと何度もめくれてしまったことも原因の一つであろう。手足の浸水を防ぐために改善が必要である。手は自転車用手袋の上にゴム手袋をつける、などすればよいだろうか…?

 

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当日は、4:00頃起床、朝食を食べた後に出発、芝公園に5:40頃到着した。

受付、車検後、6:00に出発!

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ひたすらR15を南下していく。まだ朝早いので車は少ないのだが、とにかく信号が多い!信号が多いと参加者が団子状態になることも多くなってしまう。ペースが上がらない中、最初の通過チェックに到着。

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(箱根駅伝 鶴見中継所の記念碑を撮影する)

寒いのでトイレが近く、すぐ近くのコンビニに駆け込む。時間ロスのせいで、幸か不幸か早速の単独走となった。

ここから先もひたすら信号ばかりである。箱根駅伝の中継で見たことある坂を途中登ったりしながら、とにかく走る。PC1には8:50頃到着(50.8km地点)。貯金は40分くらい。

 あまり貯金がないが、このまま進んでいくしかない。

相模湾沿いのR134まで到達すると、信号が少なくなったこともあり追い風に乗って30km/hで進んでいく。途中、反射ベストを着た明らかにランドヌールである方々とすれ違った。同日開催のBRM108東京200kmの方々らしい。途中コンビニでおにぎり休憩をした後、小田原を通過。海沿いを熱海方面へ進む。海沿いのアップダウンの連続区間を越え、ちらほら折り返してきた参加者とすれ違いながら折り返し地点に11:20頃着(100.7km地点)。

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 幸運にもここまではまだ雨は降っていない。しかし、時間の問題でである。続々と後続の方とすれ違う。すれ違いざま手を上げエールを送った。真鶴道路を過ぎたあたりから道路が渋滞し始めた。まともにこの渋滞に付き合うとタイムアップになってしまうので、神経すり減らしながらなんとかすり抜ける。小田原まで来ると渋滞の車列がなくなっていたが、雨がポツポツ降り始めていた。まだ小雨程度だったので雨具は装着していなかったが、お腹が空いてきたので途中のコンビニにピットイン。

 昼食に喜多方ラーメンを食べた。コンビニ飯にしてはなんだか味が薄めな気がする。ラーメンを食べている内に雨が本降りになってしまったので雨具を着込んだ。レインシューズカバーも着用すると時間がかかってしまった。ラーメンの汁を飲み干したので若干お腹が重かったが、先を急がないと行けないので出発。来た道を通り、江ノ島前、鎌倉を通っていく。

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14:50頃PC3着(158.1km地点)。既に手袋の中はびしょびしょである。おにぎりを補給し、先を急ぐ。

雨足が強くなっていくのを感じながら、横浜へ向かう。関内直前で右折のため二段階右折で信号待ちしていると後続の方1人に追いつかれた。この先激坂があると教えて下さったが軽いギア(24-30t)があるのでおそらく大丈夫だと伝えた。実際この坂はかなりの激坂ではあったが、距離自体はたいしたことはないので登り切ることが出来た。米軍宿舎前に到達後は、閑静な住宅地の中を進んでいく。通過チェックである港の見える丘公園に16:25頃到着(180.1km地点)。看板を激写!

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山手町から坂を下り、山下公園・みなとみらいを素通りし、R15に合流。あとはゴールまでほぼ一本道である。しかし、この頃から雨・寒さから来るであろう疲労感で体が一杯であったことから全然ペースが上がらない。まったりペースで北上していく。

 

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18:00頃ゴール(203.4km地点)。ここまで長かった…。暖かい飲料で束の間の休憩である(これからゴール受付までさらに10km弱走らないといけない)。激坂前に声をかけてくれた方がパンク修理をしていた。雨の中ゴール直前でのパンクとのこと…お疲れ様です…。

雨が強くなっていく中、ゴール受付までウィニングランだと思い意を決して走り始める。品川あたりからはよく知る道なので、少しホッとした。

ゴール受付会場では、スタッフの方々に暖かく迎え入れてくださった。とてもありがたい限りである。

 

今回のブルベは箱根ヒルクライムかと思いきやほぼ平坦な道のりで、完走までの時間も短縮できるかと思っていたが決してそんなことはなかった。やはり、真冬の雨は激しく体力を奪う。体が冷え切らないように補給(コンビニでの休憩+道中でのウィダーインゼリー)をこまめに行ったこと、雨具をきちんと着込んだことが完走に繋がったのだろう。いろいろと課題も発生したが、これから雨に立ち向かっていくための良い経験になったと思う…(辛いことには変わりはない)。最後に、今回のブルベの開催に当たりスタッフの方々に御礼を申し上げる。