Masa-nのブログ

JADE、KLX125、ツーリング仕様のCA700乗りです。ツイッターもやってます。(@Masa_CA700) 写真の無断転載禁止。

北海道(道東→道北)キャンプツーリング その7(8/25)

今日は利尻山に登る日である。隣の大学生グループは3:30頃に起き始めてさっさと出発していったが、私は4:00に目覚ましをかけていたので、時間通り に起きる。今日の朝ご飯はダブルラーメンに薩摩揚げである。ダブルラーメンはもちろん一袋分完食。ごく普通のインスタントラーメンであった。

 

5:20頃、 北麓野営場を出発。

 

f:id:Masa-n:20160912234828j:plain

f:id:Masa-n:20160912234817j:plain

(登山道の入り口にて。何の鳥だろう?)

3合目である甘露泉水のところまでは舗装されていて、すいすいである。飲み物は2Lの水+900mlのスポーツドリンクを持っているの で、そのままスルーする。

 

f:id:Masa-n:20160912235009j:plain

(早くもLast Water Point)

 

 

f:id:Masa-n:20160912235107j:plain

(ずっとこんな道である)

 

 

6合目までは、森の中の登山道をひたすら上がっていく。途中、先に出発していたグループをいくつかパスする。6合目を超えると、 ハイマツがおもな植生となるのだが、それでも背の高い木が立っており、景色の良い所をのぞくと森となっている箇所が多い。

f:id:Masa-n:20160912235447j:plain

 

f:id:Masa-n:20160912235527j:plain

 

 

 

 

f:id:Masa-n:20160912235650j:plain

(碑がありますが、なんて書いてあるか読めません)

f:id:Masa-n:20160912235726j:plain

f:id:Masa-n:20160912235750j:plain


今日は、天気が良いということもあり登山者は多い。日本人の若者、中年、老夫婦とさらに外国人と様々な人たちを見かけた。
避難小屋脇にあるベンチで小休止し、さらに登っていく。9合目まで到達すると、景色はかなり開け、植生も背の低いものばかりになった。

f:id:Masa-n:20160912235814j:plain

f:id:Masa-n:20160912235841j:plain

f:id:Masa-n:20160912235908j:plain

f:id:Masa-n:20160912235943j:plain

 

f:id:Masa-n:20160913000021j:plain

しかし、ここから先は崩れている箇所が多く、あらかじめ船の中などで危険だと案内されていた箇所である。富士山の砂走のような区間を越え、スコリアフォールの露頭の間を抜けると、山頂はすぐそこである。

f:id:Masa-n:20160913000045j:plain

(かなり崩れている)

f:id:Masa-n:20160913000113j:plain

f:id:Masa-n:20160913000138j:plain

f:id:Masa-n:20160913000157j:plain

f:id:Masa-n:20160913000226j:plain

f:id:Masa-n:20160913000309j:plain

(立派な火砕堆積物。かなり火口が近いのだろう)

f:id:Masa-n:20160913000339j:plain

f:id:Masa-n:20160913000352j:plain

 

f:id:Masa-n:20160913000426j:plain

 

f:id:Masa-n:20160913000736j:plain

f:id:Masa-n:20160913000743j:plain

f:id:Masa-n:20160913000754j:plain

f:id:Masa-n:20160913000802j:plain

f:id:Masa-n:20160913000812j:plain

f:id:Masa-n:20160913000823j:plain

f:id:Masa-n:20160913000835j:plain

f:id:Masa-n:20160913000844j:plain

f:id:Masa-n:20160913000853j:plain

 

9:20頃山頂に到着。タイムは4時間くらい。なかなか上出来である。山頂にある社は、崩壊寸前であった。山頂にいたレインスーツを着た若い方に私の写真を撮ってもらおうと頼む。すると、私が着ていた激坂ジャージに気づき、これが山岳賞ジャージのデザインを一部使っていることを指摘された。ここから、彼が埼玉から飛行機で稚内に来て、利尻→礼文と自転車で廻っているというお話をした。私の帰りの日付と同じであったため同じ飛行機かと思ったら、私は羽田直行便なのに対し彼は新千歳経由であることがわかり、すこし残念。これからの旅の無事を祈る。山頂でおにぎりを食べ、まったりした後10時頃下り始める。
ここで、改まって言うことがあるが、私は登山において下りが大の苦手である。そのため、今回は下り用にT字ストックを持ってきていた。ここぞとばかり装備し、使ってみる。しかし、今回の下りでも、山頂近辺ではツルッと滑ってこけたし、山麓付近まで下ってもバランスを崩してこけてしまった。

 13:00頃に北麓野営場に着いた。管理人のおばちゃんに下山の報告をする。早いらしい。隣の大学生グループは既に撤収済みであった。今回は携帯トイレを一個持っての登山であったが、結局使用することはなかった。
激しく眠かったので、赤コーラを一気飲みして、テントに戻り1時間ほど仮眠をする。仮眠後、米を水に浸した後、麓のお風呂に入りに行く。前日と引き続き、利尻富士温泉である。左足親指の皮がむけていた(特に痛くはない)。風呂後、着ていた服を早速洗濯する。今日は乾燥時間は30minとしてみた。待ち時間中は休憩室でまったりしていた。乾燥時間30minでは靴下は完全に乾かなかったが、ジャージ類は見事に乾いた。その後、鴛泊の街の食料品店で干しコマイとチューブショウガを買う。干されている割には、パック内で汁がだいぶ出ていた。また、セイコマで野菜とビールを買う。
坂道をできる限り汗だくにならないようにしながら駆け上がり、野営場に戻って自炊を始める。米は既に水に浸してあったので、すぐに炊飯をする。その後、コマイを水、醤油、ショウガで煮る。これがなかなか良い出来であった。なお、コマイが何の魚なのかしらずに買ったが、食べてみたら鱈に近い食感・味であった。


この野営場には野良猫が1匹住み着いている。端から見れば可愛いだけだが、自炊をする身としては、いつ食料が奪われるかビクビクしていた。
この野営場は利尻山登山のベースキャンプという性格もあることから、皆寝静まるのが早い。とは言ったものの、今夜は雨風が強い予報であるので、私以外に2人キャンパーがいるだけである。自転車をトイレの前の軒下に置かせてもらい、21時過ぎに就寝。

 

登山ルート:14.1km

f:id:Masa-n:20160913001540j:plain

 

本日の自転車走行距離:9.1km

f:id:Masa-n:20160913001704j:plain

 

北海道(道東→道北)キャンプツーリング その6(8/24)

 7時頃目が覚める。今日は10:50稚内発の利尻島行きフェリーに乗るので、比較的ゆっくりだ。朝飯には生麺2玉を使ってラーメンを食べた。付け合わせと してゆで卵3個。生麺はゆで汁を捨てないといけないので、調理が面倒である。

 

f:id:Masa-n:20160911210522j:plain

ゆっくり撤収作業をし、9時頃出発。

 

f:id:Masa-n:20160911210631j:plain

(キャンプ場近くの高台から稚内港を見渡すことが出来た)

まずは、5kmほど先にあるノシャップ岬に向かう。ノシャップ岬からはこれから向かう利尻島がはっきり見えた。

f:id:Masa-n:20160911210715j:plain

f:id:Masa-n:20160911210739j:plain

次に、北防波堤ドームを見に行く。

f:id:Masa-n:20160911210836j:plain

この大きさは圧巻である。野営ができなくなったの が本当に痛い。いい頃合いになったので、すぐちかくのフェリーターミナルに向かう。自転車込みで3000円くらい、乗船待機場に行くと、自転車は真っ先に 乗船できるとのことで、フェリーの真ん前で待つ。良い撮影タイムであった。

f:id:Masa-n:20160911211002j:plain

準備ができたので、フェリーに積み込む。乗組員の方に自転車を持って固定場所にずらそうとしていたが、あまりの重さに戸惑っていた。そして、ロープで固定された。定刻通り出発。まずは稚内港撮影タイム。

f:id:Masa-n:20160911211108j:plain

f:id:Masa-n:20160911211125j:plain

f:id:Masa-n:20160911211151j:plain

(利尻山でかい)

f:id:Masa-n:20160911211217j:plain

存分に撮影したら、アイスク リームをいただく。うまい。船内をうろうろした後、眠くなってきたので船室へ。ごろんと横になって、利尻島到着のアナウンスまで寝てしまった。定刻通り利 尻島到着。

まずは、ヤマト運輸の営業所に向かい、あらかじめ送っておいた登山グッズ(ザック、登山靴、ポール)を受け取り行く。しかし、グーグルマップを頼りにして行くと、場所が全然違うではないか!ヤマト運輸の公式ページで確認し、利尻富士町町役場の近くに位置した営業所に向かい、無事荷物を受け取れた。

受け取った後、財布が寂しくなってきていたので信用金庫でお金を下ろす。手数料が108円で、もっととられると思っていたのでびっくり。その後、近くの食料品店で昼飯を調達しようと行くと、カツ丼が売られていたので即決し、おいしくいただいた。
ひとまず、今日宿泊予定の北麓野営場に向かう3合目付近にある、利尻山登山のベースキャンプとしても使われるキャンプ場である。その立地のためか、鴛泊の街中から3kmくらいひたすら上った先にある。フル装備だとさすがにきついが、汗だくになりながら上る。到着すると、受付を済ませる。明日登山すると伝えると、登山届けも一緒に提出しろとのことで、快諾した。

 

f:id:Masa-n:20160911211246j:plain

(連日の雨でサイドバッグ内に入れていた輪行袋まで濡れていたため、干している)


このキャンプ場は余り広くはないが、管理棟・炊事場がとてもきれいで、ウォシュレットまでついていた。
ゆっくり設営していると、隣のテントに下山した夫妻が帰ってきた。彼らはすぐ撤収し、タクシーで帰っていった。このキャンプ場はこういう使い方をする人が多いのだろう。テント設営後、沓形岬まで往復しようと出発する。しかし、実際に走り始めると、サイクリングロードが断続的に続いていて、これを走ると写真を撮りたいスポットが多い。沓形までの道のりを半分ほどいったところで早々にあきらめ、風呂に入りに戻ることにする。

f:id:Masa-n:20160911211329j:plain

f:id:Masa-n:20160911211359j:plain

f:id:Masa-n:20160911211404j:plain

f:id:Masa-n:20160911211423j:plain

f:id:Masa-n:20160911211436j:plain

 

今日の風呂は、利尻富士温泉である。この温泉はプールも併設されている。のぼせないようにサッと上がり、併設されているコインランドリーを使って洗濯する。4セットもあるのだが、乾燥機がガス式でないので時間がかかる。まず洗濯をし、乾燥機にかけているうちに晩飯の買い出しに出かける。鴛泊の街にはセイコーマートと昼にカツ丼を買った地元の商店がある。まず地元の商店に行くと、猿払産生ホタテ(6個)が売られていた。一人で食べるには六個は多いのだが、海産物を食べたかったので購入。続いてセイコーマートでビールと一人用野菜、明日の朝食のダブルラーメン、登山の補給食のおにぎり・パンを買う。併せて水2リットル分も買った。
温泉に戻ってもまだ乾燥が終わっていなかった。近くのベンチで待った。回収後、またキャンプ場までの坂を上っていく。荷物が軽いとはいえ、やはり汗だくになってしまう。
キャンプ場に到着すると、明らかに明日登山すると思われる人のテントが増えていた。今日の晩飯は、ホタテと野菜を醤油で煮たものである。かなり簡単な料理であるが、なかなか美味しかった。

 
食事中に、大学の登山部と思われる集団が、私のとなりにテントを張り始めた。これからうるさくなるのはいやだなぁと思ったが、テント設営が終わると、明日に備えてすぐ寝静まった。
私も、明日に備えて早めに床についた。

 

本日の走行距離:39.6km

f:id:Masa-n:20160911212338j:plain