Masa-nのブログ

JADE、KLX125、ツーリング仕様のCA700乗りです。ツイッターもやってます。(@Masa_CA700) 写真の無断転載禁止。たまにブルベに出場しています。(2014:BRM119千葉200km、BRM510千葉200km、BRM524千葉400km完走。2016:BRM507千葉200km完走、BRM625埼玉600kmアタック磐梯山完走、BRM716千葉300km八溝山完走、BRM917千葉600km完走)

BRM527千葉300km(秩父2次元)完走

 AJ千葉主催のBRM527千葉300km(秩父2次元)に参加してきた。

今年はまだ200kmしか完走しておらず(体調不良で400DNS、1000DNF)、今回の300kmは是非とも完走したいと思っていた。コースのプロファイルは、中盤に峠を3つパスすることを除けば、フラットである。この峠越えがなかなかやっかいであったのだが…。

自転車はBMC Roadmachine02、装備は前回のDNFした1000kmとほぼ同じである。晴れ予報だったので泥除けは無し。今回これまでと違う試みとして、ボトル内を水もしくは麦茶にしたことである。それに合わせて、塩タブレットを携帯した。今まではスポーツドリンクを入れていたのだが、ボトルからどうしても少量漏れてしまい、それがベトベトして不快であった。結果としてこの策は成功し、道中補給に失敗することなく走ることが出来た。

5/27の朝6:00スタートであったため輪行で当日朝向かうことができない。前日入りして天王台駅近くのビジネスホテル(ホテルマークワンアビコ)で宿泊した。ご厚意で自転車は空いている会議室に置くことが出来た(ただし使用者が現れたら移動するという条件付き)。このホテルを利用する方は自転車の取り扱いはホテルに要確認である。

当日は4:45に起き、朝飯を食べて道の駅しょうなんへ出発した。到着は5:40過ぎで、既にブリーフィングが始まっていた。急いで合流。受付を済ますと第3ウェーブであった。これまでのブルベを思い返してみると第1ウェーブになったことはないなぁ(遅い)。

 

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(晴れの予報だったこと、そこまでキツくないコースプロファイルなことのせいか、参加者が多い。)

 

定刻通り、6:20頃出発!晴れ予報だったので暑くなると思い、レーパン(腿まで)を履いていたのだが、結果的にロングのものにしておけば良かった。早朝ということもあり、車もあまり多くなく街中をのんびりと進んでいく。前日の昼過ぎまで雨であったせいか、路面は完全に乾いていなかった。利根川サイクリングロードに入ったあたりから、パンク修理している参加者が散見されるようになってきた。ウェットな路面のせいもあるのだろう。6~7台ほど修理中の方達をパスしたが、サイクリングロードから離脱する直前頃に後輪がパンクしてしまった。タイヤを見てみると、鋭利な石が突き刺さっていた。20分ほどでチューブ交換完了し、再出発。再出発後もパンク修理中の方が数人確認できた。

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(パンク修理後の写真。マキシスチューブのオレンジ色バルブキャップが目立つ)

 

 さすがにパンク多過ぎ。パンク修理で時間をとられたものの、まずまずのタイムでPC1(58.5km地点)着(9:03頃)。プリンとおにぎりを補給し、10分ほどで再出発。

 PC1からすぐのところで鷲宮神社がある。某アニメの聖地であるのだが、私は今まで来たことはなかった。鳥居をとりあえず激写する。次のPC2まではおよそ55km。高坂駅を過ぎたあたりから小峠を越える。練習中のグループがいた(BMC乗りに華麗に抜かれた)。

 PC2(113.4km地点)に貯金2時間ほどで到着(11:40頃)。これから山岳区間に入るので、充分貯金は稼げただろう。昼飯にたらこスパ、プリンを食す。

ほどほど休憩し、25分後に再出発。まずは二本木峠越えである。距離4.8kmで400mほど登る、なかなかキツい峠越えである。補給がうまくいっていることもあり、強度をそこそこ上げて登っていく。途中から雲の中に入り、視界が激しく悪くなったと共に路面状況もウェットとなり悪化した。さらに、一部苔むしている箇所もあり、ダンシング時にツルと滑ってしまう。このルートは峠道に民家がどこまでも存在していたのが印象的であった。二本木峠区間は30分ちょいで登った。

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(霧がひどい)

釜伏峠まで尾根沿いに走り、一部ミスコースしそうになったところを後続の方に助けられながら皆野町へ下っていく。ウィンドブレーカーを着ずに下っていったが、若干寒かった。

PC3(148.8km地点)着(14:06頃)。 貯金時間は増えも減りもせず。峠越え区間だったのでこんなもんだろう。おにぎり、納豆巻き、プリンを補給し、20分ほどで次の峠へ再出発。

 秩父の街中を蕎麦を食べたい欲求を抑えながら通過し、丸山林道で大野峠まで登っていく。1時間ほどで大野峠まで着。二本木峠区間よりも斜度は若干緩かった。尾根沿いに走り刈場坂峠着。ここで雨具(上)を来てダウンヒルに備える。路面はウェットのため、泥はねで自転車がドロドロに。

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一旦R299付近まで下った後、正丸峠へ向けて再度ヒルクライム開始。正丸峠は学生時代に登ったことのある懐かしの峠である。まったりと登って峠の茶屋に着いたはいいが、開いていなかった。ダウンヒル後県道53号にぶつかり、山伏峠へ。少し登っただけであっけなく峠に着いたので写真はありません。ここから先は飯能までながーい下り。名栗地区の町並みを眺めながら20km弱下るとあっという間に17:35頃PC4(205.0km地点着)。

 長い下りで体が冷えつつあったので、シーフードヌードルで体を温める。あとはもちろんプリンもね。25分ほどの眺めの休憩の後、再出発。これまでの区間で若干右アキレス腱付近に違和感が生じ始めていた。

これからはひたすらゴールまで平坦である。早めにゴールしたいという欲求があったため、平地でもガンガン踏んでいく(これが左膝の痛みに繋がるわけであるが…)。

 PC5(261.5km地点)には20:40頃着。納豆巻きとおにぎり、カットグレープフルーツを補給し、合計20分ほど休憩して再出発。

ゴールのまで平地である。しかし、PC5までに踏みすぎたせいか、左膝周りの筋がどうやら調子悪い。力を加えようとすると、つってしまい力がかからない。だましだまし進んでいく。ゴールまで残り10kmを切ったあたり、利根川サイクリングロードから新利根川大橋を脇目に柏方面へ向かっていくはずが、利根川を渡り守谷に来てしまった。疲れからか判断力が低下しているのだろうか。20分ほどロスしてコースに復帰。ゴール会場へ辿り着くのに道の駅しょうなんで多少迷ってしまったが、23:10頃ゴール!タイムは16:50くらいである。

最後の最後でタイムロスしてしまったが、仕方ない。受付後、熊の手のドーナツ(?)やおいしいロールキャベツを差し入れで頂いた。毎度のことではあるが、大変ありがたい。今回はこれから自走で自宅まで帰らないといけない。休憩はほどほどに、ゴール地点を再出発。道中で頂いたドーナツを食した。とても良い補給になった。1:20頃に自宅に到着し今回のブルベは終了となった。

今回のブルベは平坦メインではある中、なかなか骨のある峠越えが織り交ぜられていて、なかなか楽しいブルベであった。天気は午後あたりから晴れの予報であったが、結局太陽を拝むことは出来ず。悔やまれるのは、精神的に余裕がなかったためにグルメを全く楽しめなかったこと(いくつかグルメスポットを提示してくれてはいたのだが…)。余裕を持って走ることがこれからの課題であろう。そのためには走力を上げる必要があるのだが。

スタッフの方々には毎度ながら色々とお世話になった。この場を借りて御礼を申し上げる。

 

BRM503千葉1000「g」DNF

BRM503千葉1000「g」に参加した。これまでは600kmの認定が最長距離であったので、今回の1000kmは未知の領域である。(タイトルにもあるとおり、途中でDNFしたのだが) ブルベの練習はブルベでしかできないという通説通り、今回のブルベで初めて経験したことも多かった。

ところで、今回は今までのブルベと決定的に違うことがある。自転車が変わっていることだ。これまでのブルベはすべてAnchorのCA700(改)で出走していた。CA700は元がクロスバイク(フラットバーロード寄り)なだけあって、前後キャリアを装着することはもちろん、フル泥除けも問題無く装着することが出来、キャンプツーリングやブルベと大活躍であった。しかし、重さ(カタログで11kgくらい)だけはどうすることもできず、時間制限のあるブルベにおいては軽い自転車で出撃したいと思っていた。

今回初出動した新車は、BMCのRoadmachine02(105使用)である。油圧ディスクブレーキによる圧倒的かつコントロールのしやすいブレーキシステム(前後12mmスルーアクスル)であること、ややアップライトなポジションではあるものの、快適性を重視しそれなりにレーシーな仕上がりのバイクである。他に検討していたのはGiantのDefy advanced pro 1であったが、在庫の問題もあり候補から外れた。Roadmachine02と同等のグレードで他のメーカーのものを探してみると、マットブラックの多いことよ。自転車はやはり派手にいきたいので、真っ赤(若干オレンジ寄り)ということも大きな選定理由の一つである。あとは、フル泥除けを装着するための台座が着いていること。純正品の泥除けは諸々な問題があって入手できていないが、ブルベに出るにあたりフル泥除けをつけられるメリットはでかい。ディスクブレーキ採用なので、キャリパーブレーキに共締めで泥除けをつけることが出来ないのだ。ホイールは頑丈そうなのではあるが、さすがに重いので近いうちに買い換えたいところである。

Roadmachine02はカーボンフレームなので、装備品もある程度変える必要があった。フロントバッグはフロントキャリアをつけることが出来ないので、アタッチメント方式のものを装着した(オーストリッチF-516+フックキャリアK)。それに伴い、ライトの居場所がなくなったので日東の便利ホルダーを2つ直列に使い、フロントバッグの下から前方を照らすことにした。スルーアクスルだとハブ軸にライトをつけることも難しい(そういうパーツが出てくれれば…)。リアキャリアもつけられないので、大型サドルバッグを使用することにした。Apiduraのドライサドルバッグコンパクトである。1000kmの装備では若干容量不足も感じたが、なんとか運用することができた。

 荷物として、輪行袋、工具一式、チューブ3本、山用レインウェア上下(非常にかさばる)、ワイヤーロック、1日分の着替えである。あとは、絆創膏類や補給食くらいか。換えのタイヤは持って行かなかった。500km地点のPC・休憩所にてドロップバッグサービスがあったことから、後半の着替えに加えてマット・寝袋も同時に送り休憩所での仮眠に備えた。

走行計画は仮眠する場所くらいしか決めていなかった。500km地点のPCでクローズまで仮眠(だいたい4時間くらい?)することの他に、220km地点の鹿島でビジネスホテル(だいたい3時間)、800km地点の土浦でビジネスホテル(5時間くらい?)をあらかじめ予約しておき、それを目指して走ることにした。

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(実走ログ、総走行距離およそ600km)

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 予想通り、脂肪のおかげか道中でバテることはなかった。

当日は輪行でスタート地点の千倉まで向かう。スタートが昼の12時なので時間に余裕があると思いきや、電車の接続が余り良くない。7時前に自宅を出発した。

総武線→内房線と各停を乗り継ぎ、館山駅で40分くらい待ったのち千倉駅に定刻通り到着。

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Roadmachine02での輪行は初めてであったが、特に問題無く輪行することが出来た。

 

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 11時頃に道の駅ちくら・潮風王国に到着。既に大勢の参加者で賑わっていた。受付をすると、第3ウェーブで12:20スタートであった。みんな行動が早い。

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ブリーフィング後、日焼け止めを塗ったりして身の回りの準備。

 

 まずは千葉の内陸を北上していく、安房グリーンラインのアップダウンにて早速スタッフの方に激写された。PC1まではアップダウンがあるのだが、今まで走ったブルベで何度も走っているので、強度もあまりあげることなくまったりと走行。

 

 貯金1h40minくらい。ここまでは何も問題無い。軽く補給して12分滞在で再出発。次は鹿野山への登りである。更和からの登りは序盤が緩く、だんだん斜度がきつくなっていく。頑張りすぎても後が辛いので、インナーローで登坂。

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(マザー牧場前の信号に捕まる)

鹿野山攻略後はこれといった登りがないと思っていたが、大多喜までの県道で激坂を登らされる。なかなかキツいがダンシングを駆使して登る。

 貯金2h30minくらい。ここでは30分ほど留まり、長めの食事休憩とする。最近の私のトレンドは、おにぎり+味噌汁である。脂は少なく、おなかにそこそこたまる。そして味噌汁の塩分がうまい。

ここから先はひたすら九十九里浜を北上していく。追い風に乗り、30km/h前後で快調に飛ばしていく。途中、一人のランドヌールの方に後ろにつかれ、かなりの距離を共に旅した。

 貯金4hくらい。なかなかのペースである。これなら今晩の仮眠をしっかりとれそうである。おにぎりを補給し、23分ほど滞在して再出発。本日はあと40km先の鹿島の宿に向かうだけである。ここも基本的に追い風である。淡々と進み、23時ちょうど(ホテルにあらかじめ伝えていた到着時刻ぴったりである!)にルートイン鹿島に到着。自転車は客室に持ち込めないとのことで、ホテルの脇に施錠して駐輪した。ホテルでは自販機でカップヌードル(シーフード)を購入し、おいしくいただいた。シャワーを浴び、今日来ていたジャージ・レーパンを軽く洗濯し、バスタオルに押しつけて脱水した。ロングタイツタイプのレーパンは2着(1着はドロップバッグの中)しか持っておらず、今後も必要になりそう、という判断である。午前3時に再出発出来るよう、スマホで目覚ましをセットして就寝。

 しかし、全く眠ることが出来ない!体が火照って興奮状態が維持されっぱなしである。仕方ないので、ベッドでひたすら横になっていた。横になると体は休まる。そんな状況で出発時刻になってしまった。生乾きのレーパンをサドルバッグに押し込み、再出発した。

 深夜の静まった空気は私の好みである。そんな中たまに通る大型トラックにビビりながら大洗へ。

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某アニメのシーンを思い出しながら、大洗を通過した。5:30頃と朝早いにもかかわらず、観光客がちらほら散歩していた。

勝田駅を過ぎ、快調に走っていると、コンビニとコインランドリーが向かい合っている場所を発見(6:15頃)。思わず、コインランドリーに入店し、昨晩洗ったレーパンを完走する。コンビニでおにぎりを買い、空き時間で補給した。

 R6を追い風の中ひたすら北上し、いわきへ。途中で海鮮丼屋があるとのことだったが、PC5での仮眠時間確保のためスルー。

 貯金3h30minくらい。ここでは朝飯をかねて休憩。25分ほど滞在して再出発。ここからはついに山岳区間のスタートである。福島まで磐越東線沿いに登っていく。

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(福島県道248号線での2枚)

新緑が太陽に照らされてとても映える。風景を楽しみながらゆっくり登っていった。しかし、気温がかなり上がってきている。小野の街のコンビニでたまらずアイス休憩。

 あとはPC5まで下り基調である(とは言ったものの、疲労でスピードはあまり出ない)。暑さにやられつつあったため、PC5まで無休憩というわけにはいかず、途中でプリン休憩。

 プリンはとても良い。疲れている胃腸でもスッと食べる(飲む)ことができる。PC5直前の金谷川駅前の交差点で、信号無視をする学生風の青年数名が…。さすがにびっくりするよね。

 

 16:30頃PC5着。貯金はなんと5時間弱。仮眠時間はたっぷりある。ここで怪しいガンダム(決してGではなくgである)と記念撮影。

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(AJ千葉撮影のものを拝借。へたれガンダム。)

PC5は平石集会所なのだが、地元の方のご厚意によりなんと豚汁・おにぎりの炊き出しがなされていた。これがまたうまいのである。ありがたく頂きました。洗面所で軽く顔を洗い、ドロップバッグを受け取り寝袋とマットをセット。さあたっぷり仮眠するぞ~~~~。

 

眠れませんでした。やはり体が火照っているのと興奮していることから眠れません。昨晩と同じように横になっていれば体が休まるのでとりあえず横になってた。悶々としながら時間のみが経ってった…。PCのクローズ時間になるとスタッフの方がクローズだよ、と伝えに来て下さった。眠れないのなら仕方ないのでここで体を起こし、マット類をドロップバッグに再度詰め、自宅への発送をスタッフの方にお願いする。クローズから20min経ったところで、再出発(21:40頃)。体調が悪くなりDNFすると言っていたランドヌールがいたが、大丈夫だっただろうか。

ここまでの道中は全く眠くなることはなく走行することが出来たのだが、さすがに若干の眠気を感じるようになってきた。とは言うものの、これから先は今回のブルベのメインディッシュである土湯峠(標高1200mオーバー)越えである。気温もかなり低下していることもあり、眠気は吹っ飛んでいった。これから先は30km弱の長い登りである。頑張るとあっという間に力を使い果たしてしまうので、頑張らずにゆっくりと登っていく。真っ暗の中、山中を走るのは、エクストリームな気分を味わうことが出来るので、嫌いではない(野生動物はコワイが)。途中の登りで走り屋が集団で何度も往復して走行していた…。野生動物よりもむしろこっちの方がコワイ。標高が上がるにつれて気温がどんどん下がっていく。登りなので防寒具(レインウェア)を着ずに走っていたが、なかなか寒かった(凍えるほどではない) 。土湯温泉街を越え、土湯峠到着。

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(0:30頃着。近くで天体観測している人が居た。)

ここから会津若松まで長い下りである。その上、気温がかなり低い。温度計は持っていなかったが、0℃に近かったのではないだろうか。手持ちの装備で最大限の防寒具を装着した。かなり冷えることを予想していたので、薄手のフリース(上)を着用、そして上下にレインウェアを着た。手袋はテムレス(防寒ではない)を持ってきていたので、インナー手袋と共に装着。足は特にカバーをつけなかった。

 そして、峠を下っていく…。寒い寒い寒い!胴はフリースのおかげで比較的マシだったのだが、手足があっという間に冷却され、感覚がほぼ失われてしまった。この極寒の中での下りにおいて、油圧ディスクブレーキが弱い力でも十分に効いたことは唯一の救いか。長い下りの途中でコンビニを発見、たまらず立ち寄る。ランドヌールが3名ほど休憩していた。皆この寒さにやられていて、一人は段ボールを調達して仮眠、一人はコンビニで防寒具を購入して装着していた。私は体を温めるためカップヌードルを食したが。手足はまだまだ冷えていた…。コンビニに長居しても仕方ないので、そのまま先に進む。標高が下がり、平地と下りの繰り返しになったところで、ようやく体が温まってきた。しかし、この寒さによる体へのダメージはかなりのものがあったらしく、これまでに違和感を感じていた右足のアキレス腱が痛み始めたのである。これまでアキレス腱が痛くなることはなかったが、これが1000kmブルベという非日常による影響なのか…。だましだまし先に進む。

 午前3時ころ着。仮想借金30minほど。軽く補給した後、眠気もあることから座って少し眠ろうかと思ったが、VIPカーが何台も駐車されていてアレだったので、仕方なく再出発することに(30分ほど滞在)。大内宿方面へ向かっていく。足が痛いこともあり、スピードが出ない。足が温まると若干痛みは和らぐのだが、少し漕がないでいるとまたすぐ痛くなってくる。氷玉峠までの登りはなかなかキツい登りであったが、ゆっくりとクルクルペダルを回し、なんとか攻略。そして大内宿に到着。フォトチェックの看板を撮影したのはいいものの、やはり右足が痛い。マッサージしても一向に良くなる気配がないので、ここでDNFを決意した。とりあえずルート上の鉄道駅まで向かうことにする。

 

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(大内宿のフォトチェックにて。6:00頃。)

若干の登りはあったが、会津下郷駅の標識を見つけたので、ここから鉄道に乗ることにした。ここでスタッフの方へDNF連絡。

 輪行準備をしてもまだ次の列車まで20分ほど余裕があった。7:49発のAIZUマウントエクスプレスに乗車。人もまばらであった。

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(会津下郷駅にて)

4時間以上鉄道に揺られて、自宅に到着した。

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今回のブルベはなんと言っても右足アキレス腱痛と睡眠不足、温度変化への対応不足に尽きる。足を温めることの重要性を充分に理解したので、これからはきちんとシューズカバーを持って行こうと思う。睡眠不足は…薬に頼ることはしたくないと思っていたが、こういう状況が続くと絶対に走り続けることが出来ないので、睡眠導入剤の服用が必要なのかもしれない。ちなみに右足アキレス腱痛はDNF後数日で痛みは引いた。しかし、今も(5/22現在)自転車である程度強度を上げて走ると違和感を感じることから、これから長いこと付き合うことになるのかもしれない…。

色々と課題があらわになったブルベであったが、コースはとても良かった(600kmまでしか走行できていないが)。1000kmと長い時間がどうしても必要な中、スタッフの方には大変お世話になった。この場を借りて感謝を述べると共に、来年以降チャンスがあればまた是非とも参加したい。